教室でお料理を教えたり、世界の「食」を求めて旅をしたり、
また日常生活の中から役に立つアイデア、新しい発見、感激など、「食」に関するエッセイをお届けします。

2月の11日、日曜日の夕方、シアトルに住んでいるIACPのメンバーが揃い、アメリカにフランス料理を伝えた大御所、ジュリア・チャイルドを偲んで、
ポットラックがあった。生前、オイスターが大好きだったジュリアに、毎年、ワシントン産オリンピア種のかきを贈りつづけていたという、 シェルフィッシュのエクスパート、Jon
Rowleyも参加メンバーのひとり。 彼は、ダウンタウンのオイスター専門のレストラン、Elliotsのかきをシャックルさせれば誰よりも技術を誇る、
ワシントン州チャンピオンのシェフを侍らせ、この日もオイスターベッドからとりたての、新鮮きわまりないかきが3種類もならんだ。 会の名目はジュリアのレセピーでつくった料理を持ち寄り、40年前はじめて放映されたジュリア・チャイルドのTV料理番組「FRENCH
CHEF」 のビデオをみるというもの。
私は『BAKING WITH JULIA』からアップルタルトをつくることにした。
もちろん砂糖の加減は1/3ほど減らしてしまうが。とてもすてきな出来映えのものができた。パイ作りには自負するほど、昔からパイ類はなんでもござれ。
ジュリアのレセピーを一回つくって、次回はもうすこし、私だったらこういうところをかえるかな、と思ったオリジナルをクリエートしたいなと思う。
少しづつ遅れてくるメンバーのものをすべて試食することはできなかったが、次々、おいしいものがテーブルにならぶ。どれをとっても『おいしい!』。
食のプロの集団のポットラックなので当たり前か!
そうそうたるメンバーがでそろい、ご近所のアメリカ人のもちよるポットラックとは違う。今日はすべてフレンチ・メニューだ。めずらしい料理もならぶ。
デザートもすてきなものが並ぶ。
ジュリアの40年前のビデオがまた楽しい! みなでわいわいワイン片手に楽しんだ。ジュリアに脱帽! すばらしい食文化をフランスからこのアメリカに運んでくれた先達に感謝と乾杯! このもよおしをプランしてくれた方達にも感謝したい。
2007年2月

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