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教室でお料理を教えたり、世界の「食」を求めて旅をしたり、 また日常生活の中から役に立つアイデア、新しい発見、感激など、「食」に関するエッセイをお届けします。
それがヒントとなり、翌年、バンクーバーからはじめて、自分で、そのなかの抜粋、3泊4日をプランして、友人夫妻を連れていった。 だいだい旅で4つ星ぐらいのホテルが大好きだと前にも書いたことがあるが、ヨーロッパ調のバンクーバーでの常宿もそんな感じ。
もともとは、トフィーノから船が出ていて、岩場のホットスプリング(温泉)ツワーに行きたかったのだけれど、 6時間はかかるというのであきらめた。本来なら船を持っているのだから、シアトルから何日かかけて、 船でそのめざす温泉に行きたいのだ。夏場、気候のいい時に行けたらなあと、地図でHot spring caveの位置を確認。
土曜日の午前中は、この島のアーティストがその作品を展示している町のファーマーズ・マーケットへ。 展示ブースの続きに、新鮮な野菜類やフルーツ、チーズ、パン、ペーストリーと、いろいろ売っていて見るのも楽しい。
この島にきて、最初の晩はマリーナを見下ろす「THE OYESTER CATCHER」でシーフードを食べるが、 やはり前日のトフィーノでのディナーの方がまさる。
二晩目はコテージで、蟹を茹でたもの、島のワイナリーで買ってきたタプナードにクラッカーのアペタイツアーや、 ファーマーズ・マーケットで仕入れてきたもの、家から持ってきたものなどに手を加えて夕食。 やはり、外でばかり食べていると胃が疲れるので、口に合うものを料理できるのはほっとする。 ちなみに、お昼は釜揚げうどんをつくったり、そばを茹でたり、あっさりしたもので過ごせるのはいい。 家を出かける前の荷造りに、たった1時間半ほどしかないのに、家人がまだ寝ている早朝、 あれやこれやと結構抜かりなく持ってきたものだった。 短時間で用意周到な荷造りをやってのけたのだと我ながら感心。 3泊4日のここでのコテージ生活に不足なのは、はじめ用意していて、出かける前におにぎりをつくったときに使って入れ忘れた塩だけ。 でも、マーケットで同じ種類のものを調達できたので、問題なし。 これも出張で、料理を教えにいくことが度々あり、あれやこれやと道具類をそろえる能力が鍛えられているのだ。 一種の職業技というか得というものか。 荷造りと言えば旅行中、必ず持っていくのが小さな魔法瓶。 フランスでレンタカーをして一日中走っていたりするときも、朝出かける前に、ティーバッグだけれど、緑茶をいれて持って出る。家族旅行の時は、コーヒー用のと二種類。そして、今回のように腰を据えて何日か居る場合は、 毎日家で使っている鉄瓶にほんとうにおいしいお茶も持参。朝起きて一服、午前中にも一服、昼食後も一服、 午後も一服、夕食後も一服と、一日何回、お茶を飲むだろうか。 NYから帰ってきていた娘は、休暇中でも次の建築の資格試験勉強ものんびりするかわたわら、 私たちが長い昼寝をしているすきにできたりとかいっていた。 最後の夜は、さて、どこで夕食をするか。連休だったので、結構どこのレストランも込んでいて予約がないと入れないが、 行き当たりばったりだが、メニューを見て、これはいけるかもと、タパメニューのあるビストロを選んだら、セッティングも上々、 メニューのアントレなどもよく、家族も喜んだ。20数年、西洋料理を教えてきたので、メニューを読むだけで、 そのレストランの力量までをも読み取れることができる。かくして、今回は、結構カジュアルぽいがとても満足できる島のグルメ旅だった。 グループを引き連れてのワイワイおもしろ旅もいいが、プライベートの家族旅行はとっても気が休まる。旅を終えて帰ってくると、すでに9月になっていた。 そうそう、バンクーバーのグルメ旅の日程には、ビクトリアの西、車で45分のところにある、押しも圧されぬ「SOOKE HARBOR HOUSE
INN」が入っている。今じゃINNではなくてHOTELとなっているが、IACPを通じての友人夫妻の経営する宿だ。 よくホテルランキングでは、いろいろな本でその種のカテゴリーでは、カナダでも上位3位に入っている。
料理の生徒さん達にもお教えすると、いってよかった!といわれる。もう何度もいったので、(行くたびにディナーのご招待にあずかるが) 2008年9月
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